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2008年01月19日

エキサイティングな街(3)

前回の続き


エキサイティングな街(3)

後ろ髪を引かれる思いで「万里の長城」を後にし、次に向かった先は「明の十三陵」。

エキサイティングな街(3)

明の十三陵の名前の由来は、13人の皇帝の墓があることに由来している為だそうですが、明朝の歴代皇帝は16名。あと3人はどこに?「万里~」のあとで若干インパクト薄し。


次は中国雑技団へ。その時の心境は、 
「雑技団か。まあよくかくし芸とか超人芸とかでテレビで見るようなあれねー」
といった感じ。で、実際行って見てみたら・・・


エキサイティングな街(3)

エキサイティングな街(3)

エキサイティングな街(3)

すすすすすすすすごーーーーーい!
この人達人間じゃない!ファンタスティック!!
(感想)
会場の全員が手の毛細血管がちぎれるくらい拍手を送る。聞くところによると彼らは齢3歳から血のにじむような訓練を受けており、その中でごく少数のみが舞台に立てる技術を身につけるとのこと。とにかく衝撃的でした。ブラボー拍手お陰で夜美味しくお酒が飲めました。


三日目

曇り。ちょっと残念。この日は早朝から天安門広場(故宮)へ。
天安門といえば1989年に起きた「天安門事件」。抵抗する学生に対し政府が戦車で突進している様がテレビで流れているのを、当時14歳の私は映画を見るような感覚で見ていました。しかし例によってここがどういう意味のある場所か全く分かりません。ということで行ってみました。

エキサイティングな街(3)
天安門広場到着。広い広い広い。こんな広いところ、日本にないのでは?


エキサイティングな街(3)
門の反対側には「人民英雄記念碑」なる等が鎮座ましまし。画像には映っていませんが、塔の右側には「人民大会堂」という日本の国会議事堂に該当する建物もありました。ということはここは日本でいう永田町か。


エキサイティングな街(3)
実はこの時初めて知ったのですが、天安門をくぐってその中に膨大に広がる宮殿が「故宮」とのことでした。初日の一番初めに「景山公園」から見たところです。というわけでくぐる。


エキサイティングな街(3)
新中国建国宣言をした毛沢東さんをアップでパシャリ。


エキサイティングな街(3)
この一番下が天安門で、以降、直線だけで8つの門が続くそう。そんなにあるの?スケールが大きすぎます。ここを拠点に約500年もの間、中国全土へ統治が行なわれたそうです。すごいな・・・


エキサイティングな街(3)
中に入るとこのように広大な宮殿が。地面は全て石畳ですが、いつ何時その身を襲われるか分からない建設創始者の皇帝は、敵が穴を掘って進入するのを防ぐために、この石畳を宮殿内すべての地下に10メートルも重ねさせたそうです。皇帝様ったら心配性。


エキサイティングな街(3)
こちらは皇帝の寝室。ですが、いつ何時その身を襲われるかわからない歴代の皇帝は、1度としてここで眠ることはなかったそうです。じゃあ何のための寝室?そんなのはどうでもいいんです。


エキサイティングな街(3)
ラストエンペラーの舞台にもなった建物。オリンピックに向け改装中でした。


宮殿の中では様々な面白いものを発見しました。

エキサイティングな街(3)
石彫りの壁画。

エキサイティングな街(3)
左右対称に絡み合った木。

エキサイティングな街(3)
像の椅子。

エキサイティングな街(3)
「麒麟です」。

エキサイティングな街(3)
(ちっちゃい)「麒麟です」。みんな姿勢がいい。

エキサイティングな街(3)
これ、何だかわからないのですが、下の石は人工で組み立てたもので、なんと全てお米をつぶしたノリでくっつけたとのこと。スゴー。


エキサイティングな街(3)
ということで8つの門をくぐると最後は一日目に行った「景山公園」前に出ます。それにしても何ともスケールの大きすぎる宮殿でした。ちなみに宮殿の壁や柱に赤くぬられている塗料は、豚の血で塗られたそうです(もちろん今は違いますが)。いったい何等の豚が犠牲になったのでしょうか。


前日の万里の長城もそうですが、とにかく故宮全てにおいてスケールが規格外。これだけのものをわずか14年で作ってしまう当時の政治力、労働力にも脱帽です。当然、世界遺産に認定されています。


本文もたたまずに思わず長々と書いてしまいました・・・
まあ自分で忘れないための日記のようなものなのでご勘弁下さい。
次回お土産の説明をして終わりますので。あと1回の我慢です (笑  


                                             続く



















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Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 15:03│Comments(4)出張日記
この記事へのコメント
すごいですねー!
建物も彫刻も全てが歴史ですものね!!
さすが何千年もの歴氏の国。
世界遺産は実は大好きで故宮もいつか行って見たいです。
そして太極拳を朝の広場でやりたいのですw
Posted by PEリDOットPEリDOット at 2008年01月19日 17:55
すごい♪ 

中国の歴史も だて男さんの 説明も♪

    凄すぎです♪

説明が 無ければ、、♪   何一つ 分からないです♪

感じが 難しい。。♪     あはは♪
Posted by プリーズ☆加川 at 2008年01月19日 19:21
宇宙から見える 唯一の建造物は 万里の長城だとか♪
騎馬族の土煙が それを知らせる のろしが 見えるような 写真ですね♪

中国には 天安門広場を埋め尽くす人々が居ます
武器を持っていても 水平には構えないでほしい。

溥儀 かわいかったですね♪

ほんと仲のいい 樹’sです♪

米のりですか なんか ご利益あるのでしょうね♪

中国には 中国人も見たことのないものが 
いっぱい残っているのかもしれません♪
Posted by 幸吉幸吉 at 2008年01月20日 00:54
◆ PEリDOットさん
太極拳の人々、本当にいましたよー
PEリさんは今頃シンガポールですね。
土産話が楽しみです。。。

◆プリーズ☆加川さん
恐らく100分の1も説明できていません・・・
自分の言葉足らずに歯軋りしています。。。

◆幸吉さん
そうですね。実際、各地には中国人観光客の方も
大勢いました。案外そうなのかもしれません。
Posted by 「だてBLOGスタッフ」  だて男 「だてBLOGスタッフ」  だて男  at 2008年01月21日 15:16
 
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    コメント(4)