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2009年08月27日

新聞を見て

今朝の河北新報でこのような記事が取り上げられていました。

難病を抱えながらガラス製の万華鏡制作に取り組む仙台市太白区の佐藤元洋さん(33)が今秋、体験工房を兼ねたアトリエを太白区秋保町湯元に建設する。技術を高く評価する近くの仙台万華鏡美術館は佐藤さんによる投影式万華鏡の展示室を館内に新設。佐藤さんらは「連携を深め、秋保を“万華鏡の里”としてPRしたい」と意気込んでいる。

~中略~

佐藤さんは仙台南高生時代、ハンドボール部でインターハイに出場するスポーツマンだった。東北工大2年生の時、両脚に痛みが走り、突発性大腿(だいたい)骨頭壊死(えし)と診断された。関節の骨の一部が壊死する難病で、走ったり、重い物を持ったりすることができなくなった。

 就職活動ができなくなり、一時は途方に暮れた。趣味で作っていたブレスレットのビーズを手作りしようと、仙台市内のガラス作家を訪ねたことをきっかけに工芸の道を志した。特にガラス製の筒にビーズを入れ、色彩の変化を楽しむ万華鏡の制作にのめり込み、東京などで修業した後、28歳で独立した。

「常に痛みを抱えながらの制作だが、好きなことを仕事にしているので苦にならない」と佐藤さん。美術館リーダーの長谷和佳奈さん(27)は「明るい性格とみずみずしい作風でファンが増えている。来館者にアトリエを紹介するなど連携を進め、地域の活性化に結び付けたい」と話す。


私は高校時代ハンドボール部だったのですが、
こちらの佐藤さんとは何度も対戦したことがあります。


佐藤さんのいた仙台南高校と私がいた仙台東高校は、
当時のハンドボール部では県で1・2位を争うライバル校同士。
練習試合や本大会でもいつも競い合ってきました。


とは言えいがみ合っているとかではなく、
公立校同士として、私立校には負けずにお互い切磋琢磨
し合うというような関係。


佐藤さんが出場したインターハイも、最大のライバル校である
我が東高校を撃破したから出場できたわけです。
(ちなみにその2年前の新人戦は東高校が優勝したんだい!)


負けたときはそりゃあ超悔しかったですが、
「南高校に負けたのなら致し方なしか~」ともなるわけです。


一瞬でも同じ熱い時期を過ごした同志(あえて言わせてもらいます)
が卒業後にそのような大病を患って、言葉では言い表せないほどの
大変な苦労もあったろうに、それでも夢を持ってこんな前向きに
取り組んでいるなんて正直驚きました。


佐藤君はイケメンでしたがハートもイケメンです。


最近、「出来るのにやらないことを手抜きと言う」
という言葉を覚えました。


自分もまだまだ手抜きをしているなあ
と思う今日この頃です。


※ちなみに佐藤君、確実に私を覚えていないでしょう。
だって私はスーパーサブだったので。。。



  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 22:16Comments(3)思ひ出に関すること