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2011年01月25日

韓国と台湾と日本

先日、お得意さんと新年会も兼ねた食事をしてきた際、
その中に今月7日に韓国から戻ってきたばかりの方がいました。


その方はもともと仙台にいて、何度か一緒に仕事をしたことが
あったのですが、約2年の韓国勤務を終えて日本へ戻り、
改めて文化の違いを痛感していました。


韓国といえばお隣でごく身近な国。
でも日本とは全く違う概念・文化があるそうです。


たとえば飲み屋。


日本だと、特に彼女や彼氏と食事をする時や、ちょっと
いい感じで飲みたい時は、オシャレなお店やムードのあるお店、
何というかとした雰囲気のいいお店を選んだりすると思いますが
韓国の方々は、


「お酒を飲む」=「ワイワイ騒ぐ」=「赤ちょうちんのような典型的な居酒屋」
が一般常識とされていて、コッテコテの居酒屋は若くてカッコいい
今時のナイスなカップルでいっぱいなんだそうです。そしてその隣の、
日本から出店している居酒屋チェーン「白○屋」はガラガラらしいです。
白○屋だって日本では結構庶民的なクラスだと思うのですが、韓国では
それでさえ敷居が高いのですね。


カラオケも同じで、向こうはどちらかというと「カラオケはスナックで歌う」
というのが常識のようで、日本のようなカラオケボックスもあるらしいのですが、
まだ全然浸透していないそうです。当然、「日中部屋代1時間10円」とか、
「歌い放題飲み放題○○円!」とかいうのも無し。シンプルな設定との事でした。


他にも日本では当たり前の一般コンシューマー文化/概念が、驚くほど
異なっていてちょっとびっくりしました。まさかここまで違うとは。。。


ただ誤解を恐れずに言うと、今のふた昔(20年くらい)前の日本のような状況
なのかなという感じがしました。韓流ドラマなんか見ててもそんな感じですよね。


なので、これから今の日本のスタイルがどんどん受け入れられていくように
なっていくのではないでしょうか。実際、芸能関係は既に浸透していますし。


景気の回復も見えず、パイの奪い合いである日本という市場でわざわざ勝負を
しないで、このような韓国や中国、アジア圏に進出する企業が増えているのは
納得の流れですね。


そういえば「プロが選ぶ日本のホテル100選」で31年連続№1に輝いている
石川県の加賀屋が、先月台湾の温泉地に全く同じ建物で、同じサービスを提供する
同名の旅館をオープンしました。


私は、「日本の良さは日本で体感するからいいのであって、台湾にオープンして大丈夫?」
と思っていたのですが、これが大盛況らしいです~。しかもスタッフは皆台湾人!
日本特有の「もてなし」や「サービス」が、現地でもしっかりと評価をされたすごい例だと
思います。


これは海外への進出を攻めあぐねていた宿泊業界のみならず、日本の観光業界にも
一石を投じる出来事なのではないでしょうか。プロ野球で例えるなら野茂のような感じ。


ちなみに「韓国でいうおすすめのB級グルメは?」と聞いたところ、
「鳥のカルビ」と「豚足(ゼラチンプルプルのではなく足1本をしっかり焼かれたもの)」
だそうです。


鳥のカルビ・・・  


KARAの動向くらい気になる。



  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 00:40Comments(0)■雑談的なこと