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2010年05月30日

「ひとりと、ひとつ」のCMを見て

一応、広告関係の端くれとして業をしている私ですが、
「うまいなあ、やられたなあ」と思うCMがあります。


『docomo ひとりと、ひとつ』


俳優の渡辺謙さんと歌手の木村カエラさんが携帯に扮して、
絶えず持ち主であるパートナーの側にいるというあのCMです。
「私、『木村 カエラ』ではございません。私は・・・この子のケータイ!!」
というあれです。


日本は言わずと知れた携帯国家。
世界的に見ても保有率は4割とも5割とも言われており、
もはや携帯電話は服を着ているのと同じくらい
「無くてはならないもの」ではなく「あって当たり前」なもの
になってきています。


当然それだけ日常に入り込んでいるわけですから、
これまでありとあらゆる携帯電話のCMが放送されてきました。
でもどれも携帯の持ち主にまつわるストーリー仕立てであったり
機種そのもののイメージであったりで、最近は新鮮味が薄れて
いるように感じていました。


そこへきてこのCMです。


このCMでは、渡辺謙と木村カエラという個性のあるキャラクターを
携帯で擬人化として見立てることで、無機質である携帯に、見事な
までに生命感や躍動感、そして改めて必然さの効果をもたらしています。


一見なんてことのないシンプルなCMなのですが、
それはコロンブスの卵と一緒で、今までありそうでなかったことを
考えて作るのがお見事(ちなみに私はゴリゴリのau派です)。


でも、そう言っておきながら、こんな感じの作品って昔なかったかな?
何だか「初めて!」という感じじゃないんだよな?という感覚。


いつも側にいる欠かせないパートナーなのに生き物ではなく、
でも会話もできる・・・


何だろう?


「花の慶次」の前田慶次における松風・・・?いや、松風は馬。生き物だ。


のび太におけるドラえもん・・・?でものび太が学校に行っている間、
ドラえもんは家でドラ焼きを食べており、常に一緒ではない。


パーマンにおけるコピーロボット・・・?これもコピーであって、いつも
一緒ではない。藤子不二夫から離れろ!


なんだったかな?



・・・とずっと考えていたのですが、



ついに思い出しました!!




「ジョジョの奇妙な冒険」におけるスタンドだ!





恐らく今回のdocomoのCM案を考えた方は、「ジョジョ~」のスタンドを
イメージしたと思うのですがいかがでしょうか?スタンドがわからない方には
全く意味不明の内容になりましたが(詳しく知りたい方はコチラ)。


ちなみに私は「ポルナレフ」のシルバーチャリオッツが好きでした。
作者の荒木飛呂彦さんは宮城県出身ですね。。。





木村カエラのこの歌が最近頭から離れません(可愛いなあ)。
彼女は確かボ-ダフォン(現ソフトバンク)のCMにも出ていました。
そこんとこも広告関係は気になるのです。

  


Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 19:27Comments(4)■雑談的なこと