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2006年08月28日

観光カリスマ

仙台市観光コンベンション協会主催の『仙台ビジターズ産業ネットワーク』に参加してきました。


今回は会津若松商工会議所副会頭 渋川恵男(しぶかわともお)さんの講演。この人(いや、このお方)、写真でみるとバッハみたいな感じですが、す・すごい人(いや、お方)です。


内容を要約すると、会津若松市の七日町というまちがあるのですが、13年前の時点で近代化やバイパスの開通などの交通事情により消費者が完全に郊外へ流れてしまい、歩いている人はほとんどおらず、観光客はおろか買い物客もいない状態で商店街組合も解散、いわゆる「シャッター通り」になってしまった「ゴーストタウン」みたいな町でした。どれだけ人が来ないかというと、2日間で商店街に来る人が0。・・・ゼロ!?ゼロ!! 年間訪れる観光客もゼロ!


こんなまちを活性化させようと無謀にも立ち上がったのが渋川氏でした。


商店街に並ぶ古い建物は、ほぼ全てが明治・大正・昭和初期に建てられた蔵や洋館などでしたが、そのほとんどがトタンやアルミサッシなどで覆われており、それがより一層古さをかもし出していました。渋川氏はこうした覆いを取り外すことによって比較的容易にこれらの外観を昔の風情に戻し、歴史的な建物として城下町らしい特色のある街並みを少しずつ再生していったのです。

2004年(平成16年)秋オープンの「会津ブランド館」

スライドを交えた説明でしたがまさにビフォー・アフターの世界。冷たい反応の住民に事情を説明し、なかなか理解してくれない行政を何年もかけて説得して予算を捻出させ、つぶれそうな米穀店が、誰も住んでいない元畳屋が、電気屋が、誰もこない自転車屋が・・倒壊寸前の民家が・・見事に生まれ変わってテナントが入り、活気が戻ってきました。



まちなか周遊バス「ハイカラさん」

これら「ハード」整備の次は、骨董市・ジャズライブ・野外映画など、「ソフト」部分の事業も強化。今では、会津若松市の観光客が全体として伸び悩んでいる中にあって、例外的に伸びている「まちなか観光」となり、25万人もの観光客が訪れる会津有数の観光地となっています。



七日町「駅カフェ」 無人だった駅をJRや関係団体との連携で古い洋館風に改修


この方が渋川恵男さんです

その行動力と、アイデアを実現する手段はお見事。とても参考になりました。

毎回のことですが、ジャンルに問わず、様々な人と話をしたり聞いたりすると本当に刺激を受けます。

こちらももっと頑張らねばいけないですね。

詳しい内容を知りたい方はこちらへ  続きを読む

Posted by だてBLOG編集長「だておとこ」 at 21:19Comments(0)仙台宮城・DC